DIARY

ダイアリー

朝の時間

朝の登園受け入れ時間は、異年齢児が同じ部屋で過ごします。

 

 

ひよこ組のTちゃん。

リュックを自分で持って部屋に入り、ロッカーに片付けています。

進級してまだ10日余りだというのに… 感心。

そこへ… 先に登園していたHちゃん。     

「Tちゃん、帽子ある?」と近づき、気にかけていると

「Tちゃんが!自分で(できる)」とTちゃんも身支度に意欲的。

それでも “私、手伝ってあげる!”と ついついお節介を焼き、

かばんをかけてあげるHちゃん。

「Tちゃん!自分でできる!」と 自分でやりたいTちゃん。

 

その様子に興味をもった 年下(らっこ組)のSちゃん。

近づいていくと… 「これはTちゃんのよ」と教えてあげるHちゃん。

(マイロッカーでの身辺整理は、ひよこ組さんの特権か?!)

 

「できることが増える」というのは、子ども自身にとっても嬉しいこと。

登園後の身支度を 自分でやり遂げようとする その意欲を

しっかり認め、ゆっくり見守り、必要に応じて援助していきます。

 

 

その傍らでは、手あそびを楽しんでいるNくんとMちゃん。

その楽しそうな姿に、登園時には泣いていたNちゃんもすっかり笑顔に。

 

ひよこ組のMちゃんが持っていた“ミニ絵本”が気になり、

じっと見つめるNちゃん…

保育者が「Mちゃんが持っている絵本を貸してほしいいのかな」と

Mちゃんに声をかけますが、 「今、みてる」…と困ってしまうMちゃん。

 

 

自然に関わり合うこともあれば、

時に譲れなかったり 思いが通らなかったり。

異年齢児による関わりの中にも すでに様々なシチュエーションが・・・

 

入園・進級後、まだ間もない時期ですが、

異年齢・同年代の子ども達が共に過ごす空間だからこそ

子どもは、さまざまな事を吸収しているようです。

 

     

 

 

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