DIARY

ダイアリー

異年齢保育でのエピソード

毎日朝9時までは、ひよこ組保育室で全クラスの受け入れをするので、
異年齢保育をしています。
その中で、異年齢保育ならではの子ども同士のかかわりも。

ある日の出来事です。
ベビーらっこ組(0歳児)の女の子が、ひよこ組の男の子が作ったブロックの車を
欲しそうに、手を出して触ろうとしていると…
「ちょっとまってね! ・・・はいっ!」
同じようにブロックで車を作って、渡してあげる場面が。
女の子はとっても嬉しそうに受け取り、大事そうに握り締めていました。
保育者が「優しいね~!ありがとう!」と、その女の子の気持ちを代弁するように褒めると
男の子は、はにかみながらもどこか誇らしそうな表情を見せてくれました。
男の子ならではですが、室内でも元気いっぱい動き回ることがあるので
時には、ハラハラドキドキさせることもある中での一場面。
そんな二人の姿を見て、保育者も気持ちがあたたかく、嬉しくなりました

また、探索活動が楽しい時期のベビーらっこ組やらっこ組のお友だち。
あそびのスペースから少し外れた所に行こうとする姿が見えると…
ひよこ組のお兄ちゃんお姉ちゃんが「あっちだよー」と遊ぶ場所を知らせてあげたり、
上手に歩けるらっこ組さんには、手を引いて誘導してあげたりと
お兄ちゃん&お姉ちゃんっぷりを見事に発揮しています。

どの子も他のクラスのお友だちに興味を示し、
じっと見て真似をしたり、優しくかかわろうとしたり、気にかけてみたりと
一緒に過ごすことで、いい刺激となっているようです。

夕方や土曜日も異年齢保育をして過ごしていますが、
これからも そんな子ども達のやりとりを大切にしながら、
子ども同士のかかわり合いを見守っていきたいと思います。

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