平成29年改訂の新幼稚園教育要領には、幼児教育において育みたい資質・能力として“3つの柱”および「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が示されました。本園では、従来通り《遊びを通した総合的な指導》を軸とし、併せてこの
3つの柱・
10の姿を踏まえつつ、幼稚園修了時までの長期的な見通しをもって保育にあたります。ただし、この「力」は
遊びや生活を通じて一体的に育まれることが重要であって、その点が小学校以降の教科指導によるものとは異なるところです。幼児一人ひとりの意欲や態度、気付きや考える力、あるいは創造性、集団の中で育まれる社会性・協同性などは、大人主導の一方的な保育(指導)からは生まれません。だからこそ私たちは、幼児の主体的で対話的な活動を重視し、関わり合い育ち合うことを大切にしているのです。
『一人ひとりはみんなちがうから “育ち”もみんなちがってあたりまえ』
その子らしさをしっかり認め、一人ひとりの特性に応じ、発達の課題に即した指導を行うよう努めていきます。
参照:
文部科学省WEBサイト